2015年11月に葛飾区と姉妹都市提携を結んだ大韓民国の首都、ソウル特別市麻浦(マポ)区から、韓国トップの実力を誇る「麻浦区立合唱団」32名が来日し、区民招待コンサートを開催しました。
「麻浦区立合唱団」は韓国国内で合唱大会としては唯一大統領賞の勲格が存在する大統領賞全国合唱コンクールで大賞を受賞、韓国代表として海外のコンクールに参加するなど、高い評価を得て国内外で活躍中の女性合唱団です。
日本初来日となった今回のコンサートには、ゲストとして葛飾区合唱連盟より区内合唱団を代表して「かつしかジョイフルハーモニー」が出演し、両区の合唱交流が実現しました。
公演当日、第一部の幕が上がると、舞台には白とブルーの鮮やかなチマチョゴリに身を包んだ合唱団が登場し、アリランをはじめとする韓国歌曲を合唱。第二部はかつしかジョイフルハーモニーによる日本の歌で始まり、続いて真っ赤なドレスに着替えた麻浦区(マポ)立合唱団が韓国ポップス、英語の歌を披露しました。アンコールでは日本語で「ほたるこい」を、続いてかつしかジョイフルハーモニーと共に「ふるさと」を合同合唱し、美しく澄んだハーモニーが会場を魅了し、場内からは大きな拍手がわきおこりました。
麻浦(マポ)区を代表する歌姫たちの素晴らしい歌声を堪能すると共に、合唱という共通言語で麻浦(マポ)区と葛飾区が交流を行ったコンサートとなりました。
|